CAREFOUR

suitcase rhodesの2ndアルバム。1stには何も感じるところがなかったが、それから約2年を経てリリースされた2ndは独自の世界観を出すことに成功しつつあるように感じた。M!1-M2でやや実験色の強いフレンチ、M3のスローバラードで印象的なカッティング、更にメロディアスなM4を経て、お洒落ヴォサのM5へと至る流れは悪くない。が、なんだか妙に弾けているフレンチなM6で終わっているのが致命的。ここまで築き上げてきたものを全てぶち壊し、最悪な聴感を抱かせたままアルバムはあっけなく終了する。M6をなくし、5曲構成とすれば水準以上の内容だったと感じる。